ビジョン
未来へつづく新日常茶飯事
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茶ごと
伝統の深みを感じ、自分に向き合う。
品種や育った環境によって、お茶にはさまざまな個性が表れます。さわやかな苦みや、ほっこりとした甘み、フルーティーな香りを感じることも。お湯の温度や淹れるタイミングを探っていくのも、楽しみのひとつです。一煎目と二煎目の変化や、自身のコンディションによる味わいの揺らぎ。その奥深さは私たちの心に染み入ります。手になじむうつで、最後の一滴までゆったりと。五感が開放されるような、やさしく、おだやかな時間をお過ごしください。 -
茶目ごと
お茶をもっと身近に、もっと楽しく。
san grams の「茶目ごと」は、自由な発想でつくっていく新しいお茶のスタイルです。静岡に息づく日本茶の文化を大切にしながら、わくわくするようなプロダクトや飲み方をご提案します。手軽だけど味わい深い、お茶の世界をのぞいてみてください。がんばった日のごほうびや、お出かけのお供に。フレーバーティーやスイーツもご用意しています。みなさまの毎日に、ちょっとだけ特別なお茶との時間が増えていくことを願っています。
120年の歴史を胸に、私たちの新日常茶飯事を。
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丸松製茶場の創業は明治時代。私たちは120年以上にわたり、どうすればお茶を多くの方に楽しんでいただけるかを考え続けてきました。そして、くらしの中のお茶のあり方が大きく変化した今、新しいお茶との日常を描き、「未来へつづく新日常茶飯事」をつくっていこうと決意しました。人にも地球にもやさしい循環型の生産体制を構築し、美味しいお茶とよりよい未来をみなさまにお届けします。
創業当時、茶葉の加工は全て手作業でした。蒸した葉を手でもみながら乾燥させるため、半日かけて一袋分を仕上げるのがやっと。
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お茶は一般の人には手の届かない高級品だったのです。日本初の製茶機「高林式」が発明された1899年、創業者の松下幸作は「もっとたくさんの人にお茶を飲んでほしい」という一心で、全国への製茶機の普及に努めました。その結果、茶葉の生産が安定し、お茶は日本人の生活に欠かせないものになっていきます。
今では健康に良い飲み物として、世界的に注目されている日本のお茶。かつて私たちは、急須とお菓子を囲んでおしゃべりする時間や、作業の合間にお茶を淹れて一服する時間を楽しんでいました。 -
しかし、ペットボトル飲料の普及により、人とお茶との関係性はずいぶん変わりました。私たちの側にはいつも、各地の茶農家さんから届く多種多様な茶葉があります。
工業製品としてのお茶だけでなく、生き物や気候、そして人と人とのつながりの中で育まれる茶畑を後世に残したい。くらしの中に、日本茶と共にある笑顔が増えていってほしい。
改めて自分たちの思いを見つめ直し、今一度、お茶を楽しむ日常を国内外に広めていければと思っています。
san gramsの5つのバリュー
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organic
生産者さんの健康と地球を守るため、EUの残留農薬基準やORGANICの認証茶葉を取扱っています。FSSC2000, 有機JAS/NOP/EU認証を取得しています。
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wide selection
生産家との繋がりをいかして、個性豊かなシングル茶をご用意。また、茶葉の相乗効果を
生み出すブレンド技術でオリジナルブレンドを展開しています。 -
craftsmanship
茶葉の仕入れから、生産工程、製品の完成までのすべての段階で厳正な品質検査を実施。検査だけでなく経験豊かな技術者が色や香り、 感触で品質を チェック。
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stability
長年の経験と確かな管理体制で、常に安定した品質と供給を実現しています。
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history
静岡県菊川(お茶の産地)で1899年から120年余続く老舗製茶問屋